みなさんは「濡れ落ち葉」という言葉を知っているでしょうか。

goo国語辞書によると、「濡れ落ち葉」とは、

濡れた落ち葉が地面に貼り付いて取れないさまから、

仕事も趣味も仲間もなく、妻に頼りきって離れようとしない定年退職後の男性のことを指すようです。

つまり、暇を持て余し、妻以外に頼る人も関わる人もいないため、

妻に対して頼り切り、ずっとくっついてしまう夫のことを「濡れ落ち葉」というそうです。

そんな「濡れ落ち葉」の夫に対し、妻の方ではうんざりしていることも少なくありません。

そこで今回は、夫が「濡れ落ち葉」にならないための対策や、

すでに「濡れ落ち葉」になってしまった夫に対しての関わり方をご紹介、ご提案します!

定年退職後も夫婦関係を良好に続けていくためにも、

ぜひ最後までご覧ください!

なぜ夫は「濡れ落ち葉」になってしまうのか?

なぜ一部の男性は妻に頼りきりとなり「濡れ落ち葉」となってしまうのでしょうか。

それには、従来の日本の慣習的な夫婦分業が関係していると考えられます。

従来の日本では、家の外に出て仕事をするのが男性、家事や育児を通して家を守るのが女性という

価値観が一般的でありました。

現在ではその価値観は徐々に退廃している傾向にありますが、

定年退職を経た60代後半以降の夫婦が現役だった時代には

その価値観がまだ残っていた可能性が高いと思われます。

そのため、男性は家を出て仕事に励み、家事のスキルを全く携えておらず、

仕事を勇退したらやることが無くなってしまう、という状態に陥ります。

さらには、仕事に打ち込んでいたために、大した趣味も持ち合わせておらず、

仕事という接点を失い、知人友人とのかかわりも希薄になってしまう、ということが起こりえます。

すると、必然的に家で生活を共にする妻としか関わりが無くなり、趣味や友人との時間もないため、

ただ家で家事もできずに妻にくっついてばかりいる「濡れ落ち葉」が完成してしまうわけです。

もちろん夫婦の時間も大切ですが、

やはり女性も老後の生活で自由に使える時間を少しは楽しみたいものです。

そうなると、ずっと夫についてこられてはちょっとばかりうんざりしてしまいます。

「濡れ落ち葉」うんざりエピソード

家事は妻に頼りきり

先に見たように、「濡れ落ち葉」となった夫はずっと妻が一緒にいるものと考え、

家事を常に妻任せにしてしまう傾向があります。

当たり前のように妻が食事を作り、当たり前のように食後の食器を洗う。

当たり前のように妻が洗濯をし、当たり前のように部屋を掃除する。

その間夫はテレビの前を陣取り、妻のことなど気にも留めない。

いくら自分に家事のスキルがないからと言って、

家事を妻に任せきりにしてテレビを見られていてはうんざりしてしまいます。

妻は友達とランチ。「俺の飯は?」

息子が就職し、子育てに一段落ついたA子さん。

今日は息子の中学校時代に保護者会で知り合った友達とランチに行く予定があります。

「今日は友達とランチに行くから留守番よろしくね」

A子さんは夫に伝えると、夫からの返事は、

「行くのはいいけど、俺の飯は?」

自分の食事すら自分で用意できないのか、とA子さんはうんざりしてしまいました。

「出かけるなら俺も行く」

何をするにも妻にべったりくっついてくるのも「濡れ落ち葉」と言われるゆえんです。

ショッピングに出かけて好きなように時間を使おうと思っていたのに、

夫に「出かけるなら俺も行く」と言われ、結局思うままに時間を過ごすことはできず、

という場合もうんざりしてしまいます。

いくら夫婦とはいえ、夫には夫の、妻には妻のプライベートがあります。

一人の時間が欲しいときもあるでしょう。

そんな時にまで夫についてこられたら、うんざりしてしまうのも理解できます。

今日から使える「濡れ落ち葉」対策

ここからは、夫が「濡れ落ち葉」にならないための対策、

すでに「濡れ落ち葉」になってしまった夫への対処法を3つご紹介します!

夫にも少しずつ家事を覚えてもらう

夫に家事をする能力がないことは、

夫が「濡れ落ち葉」となってしまう大きな要因の1つであると考えられます。

家事の能力がないと、自分がやっても結局妻がやった方が効率が良い、

いままでずっと妻が家事をしてきたのだから、という思考に逃げてしまいます。

そのため、家事は女性の仕事という旧時代的な価値観を打破し、

早いうちから夫にも少しずつ家事を覚えてもらうことが有効な手段です。

なお、これはあくまで夫の家での態度にうんざりしている女性への提案ですので、

女性が家事をするという家の運営を批判するものではありません。

夫婦や家庭の在り方に正解はないので、

自分や家族が心地よいと思える家庭環境を作ることが大切です。

夫に趣味や友達を作ってもらう

夫が趣味や友達をもたないために、

妻以外に行き場所を失って「濡れ落ち葉」となってしまうケースもあります。

そういった場合には、夫に趣味や友達を作ってもらい、

妻以外の居場所を見つけてもらうのが最も合理的な手段と言えるでしょう。

老後に新しい趣味や友達を見つける方法については、

以下の記事をご参照ください。

【老後の生活】老後生活を充実したものにする選択肢【介護保険外サービス】

【老後の友人関係】高齢者が老後にゼロから知人・友人を作る方法5選

夫の趣味・友達作りをお手伝い!『whicker まごとも』

最後に株式会社whickerが提供する『whicker まごとも』をご紹介します。

『whicker まごとも』とは、

地域の学生が高齢者のご自宅や介護施設に訪問し、

日常のお手伝いをしたり、レクリエーションをしたりして楽しい時間を提供します。

今までやったことのなかった趣味に挑戦してみたり、

楽しいコミュニケーションを通して学生がまるで友達のような存在になったり、

学生との時間は非常に活力的なものになるはずです!

「濡れ落ち葉」となった夫に困っている女性の方にも、

夫に縛られない自由な時間が作れたり、自分も学生との交流を楽しめたりと、

悠々自適な老後生活の一助になること間違いなし!

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さらに、お散歩やお買い物、病院への付き添いも可能です!

コミュニケーションであったり、一緒にお出かけをしたりなど、

充実した老後生活のお手伝いをいたします。

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