自分たちを大切に育ててくれた両親とは、いつまでも仲良くしていたいものです。

しかし、親元を離れ、両親とのかかわりが薄れてくると、

いざ両親と仲良く話そうとしてもなかなかうまく話すことができない、

場合によってはイライラしたり口論になったりしてしまう、

というお悩みを抱え、両親とどのように接していいかわからない、という方は少なくありません。

そこで今回は、高齢となったご両親とうまく接することができなくなってしまう原因と、

ご両親と仲の良い関係を持続させるための接し方をご紹介します!

ぜひ最期までご覧ください!

なぜ高齢の両親とうまく関わることができなくなってしまうのか?

親元を離れた後、両親としっかり関わる機会がないため

第一に考えられる原因は、親元を離れると両親としっかり関わる機会が少なくなってしまう、

またはその機会がほとんどなくなってしまうという原因が考えられます。

幼少期や学生時代、親の手によって育ててもらっているうちは、

家にいると自然と両親と関わる機会が生まれ、自然なコミュニケーションをとりやすいために、

特に親との関係が著しく悪くなってしまう、

ということにはなりにくいです(もちろん、例外はあります)。

しかし、現代では核家族化が進み、親元を離れて暮らす方がどんどん多くなっています。

そのような環境の中で、頻繁にご両親と連絡を取る方が全員ではないでしょう。

少なくともご両親と同居している場合に比べて、

多かれ少なかれコミュニケーションの量は減ることはほぼ間違いないといって差し支えありません。

そんな状態が続くと、いざ両親と話そうとしたときに思うようにいかない、

ということが発生しやすいといえるでしょう。

ご両親の体調に変化があるため

2つ目に考えられる原因は、加齢によりご両親の体調に変化が現れるため、というものです。

高齢になると、心身に様々な変化が現れます。

具体的には、女性の更年期障害によって気分が不安定になったり、

認知・判断機能の低下によって

従来通りに生活することが難しくなったりすることなどが挙げられます。

年を取って親が怒りっぽくなった、という声をしばしば耳にしますが、

それは更年期障害のホルモンバランスの乱れからイライラしやすくなっていたり、

今までできていたことができなくなることで生活に不安や焦りを覚えたりしていることが

原因になっている場合があります。

認知症が進行すると、自分の家族のことも判別できなかったり、

覚えておくことができなくなったりします。

このようなご両親の体調の変化を知らずに、昔と変わらないご両親を想定して関わると、

そのギャップに驚いてしまう、うまく関わることができなくなってしまう、ということがあります。

仕事や家事育児で両親のことまで気が回らないため

親元を離れて暮らすには、働いて収入を得ると同時に、家庭のために家事をしなければならず、

子供がいる場合には育児にも精を出さなければなりません。

仕事と家事育児の両立は非常に大変です。

そんな状況で、両親のことまで気を回すことは困難と思われます。

昨今では晩婚化、高齢出産をする方も増えてきているので、

ちょうど育児が忙しいタイミングで親の世話や介護が必要になった、というケースも出てきています。

仮に、35歳で子供を産むとすると、子供が10歳のタイミングで、

自分のご両親は親は70歳を超えていてもおかしくありません。

いまだ小学生の子供の世話が忙しいときに、親の介護や世話のことなど考える余裕がない、

という意見にもうなずけます。

そうなると、親との関係があまりうまくいかなくなってしまうのも無理からぬ話です。

高齢の親との接し方、良好な関係を維持する方法 3選

普段から親と関わる機会を意識的につくる

ご両親との良好な関係を維持するためには、

まず何といっても普段から積極的に関わる機会をもつことが重要でしょう。

ご両親は子供とのかかわりを非常に喜ばしく思っていることがほとんどです。

遠くに住んでいて会いに行くことは難しくても、

週に数回は連絡してみる、電話をしてみる、たまには実家に会いに行く、

このように親とのコミュニケーションを積極的にとるようにすれば、

ご両親との関係も良好なものへと向かっていくでしょう。

コミュニケーションのなかで高齢となったご両親の状況を知っておくと、

ご両親の体調の異変などにも気づきやすくなります。

さらには、普段からコミュニケーションの機会を設けていれば、

ご両親に介護が必要になった場合や、もしもの時に備えた話もしやすくなります。

その点でも、ご両親との良好な関係は重要といえます。

加齢によって現れる体調の変化について知っておく

先ほどにも述べた加齢による体調の変化について、知識をもち、理解しておくことは、

高齢のご両親と関わるうえで大切なことです。

ご両親も、望んでイライラしたり不安になったりしているわけではありません。

更年期障害ではこのようなことが起きるのか、

認知症になったらどのような症状が現れるのか、

それについて知っておくことで、自分の親がそうなった場合に余計な動揺をせずに済みます

(もちろん、まったく動揺しないというわけではありませんが)。

認知症によって自分の子供のことも忘れてしまう、これは悲しいことではありますが、

そのご両親の状態をできるだけ理解し、受け入れることが良好な関係を築くことに重要だと思います。

加齢によって現れる様々な変化については、以下のウェブサイトが参考になります。

更年期障害|公益社団法人 日本産科婦人科学会

各種サービスを利用して親の世話を任せる

ご両親に介護や生活にかかわる支援が必要になった場合には、

介護サービスやそれに準ずるサービスを利用してご両親の世話を任せることも重要です。

ご自分の仕事や家庭に加え、親の介護・世話までをこなすことは現実的ではなく、

それによって疲弊し、親との関係や仕事、家庭に悪影響を及ぼしてしまっては元も子もありません。

ご両親に介護が必要な兆候が表れたのであれば、お近くの地域包括支援センターなどに相談し、

必要に応じて介護認定、介護サービスの利用を検討しましょう。

介護が必要でない場合も、

介護保険外サービスとして高齢の方のニーズに応える各種サービスが存在しています。

ご両親と相談の上、任せることができる部分は任せるようにすると、

みなさんの負担はぐっと減り、余裕が生まれます。

その余裕を使って、ご両親との関係も良好なものに維持することができることでしょう。

ご両親の生活の満足度を向上させる

高齢になると、今までできたことができなくなる、加齢への不安などで、

生活の満足度が下がってしまう傾向にあります。

そこにさらに体調の変化が加わり、高齢者の精神状態や生活の質が不安定となることも。

そうなると、ご両親も精神的な余裕がなくなり、親子関係に悪影響を及ぼす可能性があります。

その状態を改善させるには、生活の満足度を上げることが重要です。

ご両親の趣味や特技を理解し、挑戦を応援することや、

普段の生活では味わえない非日常的な体験をさせることで、ご両親の生活の満足度は上がります。

おすすめは、『whicker まごとも』を利用することです。

我々株式会社whickerは、『whicker まごとも』というサービスを運営しています。

『whicker まごとも』では、地域の大学生や専門学生がシニアのみなさんのご自宅や介護事業所に赴き、

日常のお手伝いをしたり、レクリエーションをしたりして楽しい時間を提供します。

学生が対応するため、学生の若さを吸収して前向きな気持ちになっていただけること間違いなし!

さらに、高齢者のみなさんの日常のお手伝いも承っています。

スマートフォンの操作支援や、外出支援など、学生にできることならばなんでも対応!

ご家族のみなさまには、ご利用当日のご利用者様の様子を写した写真や、

担当した学生からのメッセージや生活の気になる点をお送りします!

遠くに住んでいるご両親の様子を知りたい、

ご両親二人だけの生活に非日常的な体験で楽しんでもらいたい、

こういったご要望を喜んで解決いたします!

ご両親には学生とのフレッシュな時間を楽しんでいただきつつ、

みなさまの仕事や家事、育児の両立をお手伝いすることもできます!

最後に

今回の記事では、高齢のご両親とのかかわり方についてご紹介しました。

ご両親といつまでも仲良くするために、今回ご紹介した内容を実践していただいたり、

各種サービスの利用の検討をしてみてはいかがでしょうか。

『whicker まごとも』では、高齢者のみなさまからのご依頼はもちろん、

親族様や介護従事者様からのご依頼も喜んで受け付けております!

学生との交流で若さを吸収して、身も心も元気に過ごす老後生活を応援しています!

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