超高齢社会が到来しているなか、老後の生活をどのように過ごすかについて、
多くの人の関心が高まっているといえます。
老後を健康的に過ごしたい、というのは誰もが考える望みでしょう。
退職して新たな生活や人間関係が始まると、仕事に代わる自分の居場所が重要になります。
では、退職後の自分の居場所や健康的な生活を維持するためにはどうしたら良いのでしょうか。
それには、「きょういく」、「きょうよう」、「ちょきん」が重要と言われています。
今回は、老後、退職後の地域の居場所や健康的な生活を送るために重要な、
「きょういく」、「きょうよう」、「ちょきん」をご紹介し、
健康的な老後生活を送る方法までご紹介します!
ぜひ最後までご覧ください!
今日行くべきところ「きょういく」(今日行く)
高齢者の間でしばしばあがる声には、「朝起きても行くところがない」というものがあります。それまでの数十年間で毎日職場に向かっていた方が、退職をして老後生活を迎えると、行く場所が無くなってしまうというのも無理はない話です。
しかし、かといってずっと自宅に閉じこもるのは健康的に良くありません。
また、配偶者に頼りきりでくっついてばかりいると、先日の記事でご紹介した「濡れ落ち葉」という状態になりかねません。
そうなると、自身の健康のみならず、夫婦関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。
よって、老後になっても人間関係を充実させ、行くべきところがある、
という状態を目指すことが健康にとって重要と言えます。
それが「きょういく」(今日行く)です。
今日やるべき用事がある「きょうよう」(今日用)
今日行く場所がある「きょういく」を作るためには、行くべき場所に行く目的が必要です。
それが今日やるべき用事がある「きょうよう」(今日用)です。
用事がなく当てもないまま散歩をするのも楽しいですが、老後生活の充実のためには、目的意識を持った行動が重要です。買い物に行く、病院に行く、散髪に行くなど、生活において必要な用事はもちろん、ボランティア活動や地域との交流活動など、自分の居場所と社会的なつながりを感じられる用事に向かうようにすると、老後の生活の質、充実度はさらに向上するでしょう。
人間関係が充実してくると、例えば、趣味の合う近所の友人と一緒に趣味を楽しむなど、老後の地域のつながり特有の楽しみ方ができるようになるかもしれません。退職後に新しい趣味を始めるのもおすすめです。
60歳で新しいことを始めるのはもう遅いのではないか、と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、60歳から始めて90歳まで続ければ30年間もその趣味を楽しむことができます。
30年もあればどのような趣味でもそれなりに上達することができ、楽しい時間を過ごすことは容易に可能です。
近年、一人暮らしで誰とも話をしない「ひとり社会」が拡大し、高齢期のメンタルヘルス問題が深刻になっています。
統計的にはうつ病は男性より女性に多いものの、高齢期の健康問題を動機とする自殺者は男性の方が多くなっています。理由は「男性は相談できる人がいない」ことが大きいようです。
その背景には退職後に新たな人間関係を築けない元ビジネスパーソンが多いことがあると考えられます。
「ひとり社会」の高齢期を安心して暮らすために、幅広い仲間とのネットワークをつくり、「きょういく」「きょうよう」を作ることが重要です。
健康的な身体を維持「ちょきん」(貯筋)
言うまでもなく、老後の生活に身体の健康は重要です。どれだけ今日行くべき場所、すべき用事があったとしても、身体が元気に動かなければ意味がありません。
全身の筋肉があれば、活発に動いても不調は起こりにくく、生活の充実度も全く変わったものになります。
公益財団法人明治安田厚生事業団は以下のように述べています。「長時間座っていると、筋肉の代謝や血行が低下し、健康に害を及ぼすことがわかってきました。
座っている人ほど、肥満、糖尿病、がん、脳血管疾患、認知症などが増加し、寿命が縮まる可能性があります。1日8時間以上座っている人は、3時間未満の人と比べて、死亡リスクが1.2倍になるという研究結果もあります。この悪影響は、週末に運動する程度では打ち消すことはできないようです。
さらに、我々の調査では、1日12時間以上座っている人は、6時間未満の人と比べて、メンタルヘルスが悪い人が3倍も多いこともわかっています。」
つまり、座りすぎで筋肉を動かしていなかったり、筋力が落ちたりすると、心身にさまざまな悪影響を及ぼすということが示唆されているのです。
これは高齢の方に限った話ではないですが、高齢の方にとって筋力の低下は健康に大きな被害を与えかねない重大な問題です。
今からでも遅くはないので、外に出て歩く習慣をつけたり、筋トレをしてみたりして、筋力の維持、「貯筋」を始めることが、健康的な老後生活の礎となることは間違いありません。
もちろん大事な「教育」「教養」「貯金」
これまでは「きょういく」、「きょうよう」、「ちょきん」を言葉遊びとして老後生活に必要な「今日行く」、「今日用」、「貯筋」とご紹介しましたが、もちろん言葉通りの「教育」「教養」「貯金」も老後生活には重要です。
年金の受給があるとはいえ、充実した老後生活を送ろうと思ったら、それなりにお金が必要となり、老後も働く以外にお金を捻出するには、貯金が必要です。
また、目まぐるしい速度で変わりゆく時代に取り残されないよう、新しいものに挑戦し、時代に追いついていくための「教養」も、現代をよりよく暮らすためには重要なことでしょう。
さらに、年長者である皆さんの知識や経験、スキルは若者にとっては非常に貴重です。皆さまの知見を次世代に受け継いでいくための「教育」も、社会全体にとって利益を生み、高齢の方の社会的なつながりを獲得するうえでも有意義なことです。
文字通りの「教育」「教養」「貯金」も充実した老後のためには必要であるということも、忘れないようにしたいところです。
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