高齢になっても若々しく、元気に暮らしたい。

老後生活を楽しむ友人がをほしい。

大変な老後生活を若い人に手伝ってほしい。

こういった悩みやお困りごとを抱えるシニアの方々が非常に増加しています。

しかし、それは日本特有の悩みではなく、アメリカにも同じ悩みが存在するようです。

そこで今回は、学生の力でシニアのお困りごとを解決し、日常に彩を与える、

アメリカで話題のサービス”papa”をご紹介するとともに、

学生による高齢者サービスの日本版、『whicker まごとも』をご紹介します!

ぜひ最後までご覧ください!

海外サービス”papa”とは

引用:https://www.papa.com/

papa”とは、2017年にアメリカで創業されたサービスです。

”papa pal (パパ パル)” と呼ばれる学生ヘルパーが高齢者の希望する場所に赴き、

高齢者のやりたいこと、行きたいところ、話したいことなど、

さまざまな希望のお相手をするサービスです。

“papa pal”とは「パパの仲間」という意味です。

創業者でCEOのアンドリュー氏は、

祖父の生活を支援するうえでこのサービスを発想したといいます。

「高齢者は家族関係と苦労の多い介護のバランスのはざまにいる。

そのバランスをうまくとりながら、交友と人生へのポジティブ思考をもたらすことはできないか。

もし高齢者が家族や介護担当者だけでなく、若い世代とのかかわりをもてたら。

世代は違えど、同じ社会の仲間としてたった一度でも若い世代が高齢者に訪問すれば、

提供できる特別なものがあるはずだ」

ホームページにはこのように書いてあります(翻訳は執筆者によります)。

”papa”のサービス事例

学生が一緒にスペインロックを聞く友達に!

引用:https://www.papa.com/resources/blog/meet-bernie-and-his-papa-pal-marco

以下では、”papa”のWebサイトに紹介されている、

バーニーさんとマルコさんのサービス事例を紹介します。

以下、”papa”のWebサイトからの引用です。

パパ会員のバーニーさんは、

カリフォルニア州サンディエゴで住宅建設に携わった後、退職した建設作業員です。

奥様と二人暮らしですが、数週間に一度しか来ない主治医にしか会えず、孤独を感じています。

バーニーさんが加入している医療保険から”papa”のサービスを勧められ、

マルコという真の友に出会ったのです。

サンディエゴの大学に通うマルコさんは、自らを「オールドソウル」と表現し、

バーニーさんとはスペインのロック音楽が好きという共通の話題ですぐに意気投合したといいます。

「私が古いロックの名曲を紹介すると、バーニーはその曲を初めて聴いた時のことを思い出すんです。

それ以来、私が毎週訪問するたびに、私たちはスペイン語でロックを聴くようになったのです」

とバーニーさんは言います。

バーニーさんとマルコは、週に一度の面会で、

コーヒーを飲みに行ったり、買い物をしたり、バーニーの人生経験についてスペイン語で話したり、

全体的に友人同士のようなつながりを持つようになりました。

バーニーさんはマルコとの関係について、

「マルコはとてもフレンドリーです。

マルコはとても親切で、僕ができなかったことをよく手伝ってくれるんだ。書類を書くのもね」

と、とても楽しそうにマルコとの関係を語りました。

バーニーさんは、さらにこのように続けます。

「私たちの関係で一番気に入っているのは、お互いが自由に自分を表現できることです。

家族について、時事問題について、彼の人生について、何でも話すし、よく冗談も言う。

私は彼のもつ若いエネルギーが大好きです。

マルコはどこに行っても有名で、とてもフレンドリーなんです。

私はその様子を見るのが大好きです。彼のエネルギーに囲まれているのが好きなんだ。

仕事というより、友情のような気がします。

いつも彼の様子をうかがって、元気にしているかどうかを確認したい。

彼がいろいろな経験をする手助けができるのは幸せなことだ。

マルコが来ることで私はハッピーになり、気分が良くなります!」(引用終)

このように、バーニーさんはマルコさんと会うことを非常に嬉しく思っていて、

孤独を解消し、若さを吸収して楽しい毎日を過ごしていることがうかがえます。

日本版・学生による高齢者サービス『whicker まごとも』

我々株式会社 whicker は学生による高齢者サービス『whicker まごとも』を運営しています。

『whicker まごとも』では、地域の学生が高齢者のみなさんのご自宅や介護事業所に定期的に訪問し、

家事などのお手伝いをしながら、

まるで友達のように会話や趣味、外出やレクリエーションをおこない、

シニアの方の楽しい時間を提供します。

一緒にご飯を食べたり、散歩に出かけたりと、

食生活の改善や運動不足の解消のお手伝いも大歓迎です!

また、定期的に学生が来ることで非日常的な体験をすることができ、

単調な毎日になることを防ぐことができます!

若い学生との交流は魅力的な時間となること間違いなしです!

外出の同行や病院の付き添いも承るため、

ご家族の健康状態が心配な親族の方にも安心してご利用いただけます!

『whicker まごとも』のサービス事例

毎週一緒にまごともとご飯を食べているご利用者様の事例をご紹介します。

最初はご利用者様の娘様からのご依頼で、

生活を楽しくするために、毎週一緒に行きつけのカフェでお話ししながら

食事をしてほしいとのことでした。

それから毎週孫世代の学生と一緒にご飯を食べる日々が始まりました。

すると、ご利用者様は大変お喜びいただいて、

ご依頼者様である娘様にも嬉しそうにお話しされているようです!

娘様からは以下のようなご感想をいただき、『whicker まごとも』に満足いただいています!

担当のまごともとご利用者様はとても仲良くなったようで、

今では一緒にお食事を通したお話だけでなく、

ショッピングモールでのお買い物や行きつけの理髪店での散髪まで一緒に楽しんでいます!

”papa”と『whicker まごとも』が共通して目指すもの

『whicker まごとも』がデイサービス施設でイベントを開催したときの様子

『whicker まごとも』が目指す未来はまさに”papa”と共通しています。

”papa”のウェブサイトにはこのようなフレーズがあります。

Family On-demand”

意の向くまま、家族になれる。

学生と高齢者が家族のようにつながり、若さで高齢者のお悩みを解決できる社会を目指して、

アメリカの”papa”とともに、我々も日々邁進しています。

『whicker まごとも』では、みなさまの楽しい生活を我々学生がお手伝いいたします。

みなさまのご連絡お待ちしております!

お問い合わせ:050-6863-7272

メールアドレス:whicker.jp@gmail.com