スマートフォンが爆発的に普及し、

今やスマートフォンは生活の必需品といっても過言ではありません。

そのため、スマートフォンデビューする高齢者の方も多くなってきています。

しかし、スマートフォンに対しての正しい知識がないと、

自分に適さない契約をしてしまって余計な固定費が発生したり、

詐欺などに巻き込まれてしまったりする危険があります。

そこで今回は、消費者庁が発表する高齢者向け消費者教育教材を参考に、

高齢者がスマホデビューするときに気を付けたいことをご紹介します!

難しいカタカナの言葉もその都度解説しますので、ご安心ください。

高齢者の方は自分の身を守るために、それ以外の方も、身の回りの高齢者を守るために、

ぜひ最後までご覧ください!

スマホの契約は自分に合ったプランで

スマートフォンの契約にはさまざまなプランがあります。

それぞれのプランにはさまざまな内容の違いがありますが、

そのうち特に気を付けたいのは、データ容量とストレージ、通話料金に関してです。

データ容量

データ容量とは、月々にやり取りできるデータの制限のことです。

スマートフォンでは、インターネットを使って文字のやり取りをしたり、

動画や音楽を楽しんだりなど、さまざまな情報のやりとりが行われます。

しかし、スマートフォンの契約プランによって

月々にやりとりできる情報(データ)の容量に制限があり、

その制限を超えると情報(データ)のやりとりが非常に低速になったり、

そもそも情報(データ)のやりとりができなくなったりします。

この月々にやりとりできる情報(データ)の容量のことをデータ容量といいます。

一般にデータ容量が大きいほど契約の料金は高くなります。

そのため、自分が使いたい情報量に最も適したデータ容量のプランを選択する必要があります。

このデータ容量でよく使われる単位をギガといいますが、

月々5ギガしか使わないのに、20ギガまで使えるプランで契約して料金が割増になっていた!

ということが発生してしまうのです。

例えるなら、毎月20回レストランに行ける商品券を買ったまま5回しか行かないで、

残りの15回分の商品券が有効期限切れにしてしまっている、という状態です。

こんなにもったいないことはありません。

自分の契約プランや月々にどれくらいのデータの使用料は、

携帯電話会社のマイページで確認できます。

自分が契約している携帯電話会社の名前(ドコモ、au、ソフトバンクなど)と一緒に

マイページと入れて、「ソフトバンク マイページ」のように検索してみましょう。

このやり方がわからない方はご親族に確認してみたり、

このやり方がわからない方はご親族に確認してみたり、

弊社サービス『whicker まごとも』をご利用になって、学生の力を借りてみてください。

ストレージ

ストレージとは、スマートフォンの内部に保存して置けるデータの容量のことをいいます。

先ほどのデータ容量はインターネット上でやり取りできる情報(データ)の量のことで、

ストレージはスマートフォンの中にある情報(データ)の容量のことです。

ストレージが大きければ大きいほどたくさんの情報(データ)を保存して置けることになり、

写真や動画、音楽やアプリなどのたくさんのデータを扱うことができます。

その一方、ストレージが大きいほど契約プランの料金は高くなります。

例えると、ストレージとは本棚のようなものです。

大きい本棚はたくさんの本を保存しておくことができますが、

その分購入に多くの費用が必要になります。

せっかく大きな本棚を買っても、その大部分を空っぽにしてしまうのはもったいないでしょう。

逆に、本棚が小さすぎて自分の必要とする本を保存できないのも問題です。

そのため、自分がどれくらいの情報を保存しておく必要があるのか、

自分が今どれくらいの情報をスマートフォンに保存しているのかを確認し、

それに適したストレージのプランを選択する必要があります。

契約しているストレージと、それに対してどれくらいの量の情報を保存しているのかは、

スマートフォンの設定画面から確認することができます。

通話料金

通話料金にも多くのプランが存在します。

通話料金とは、電話回線を使って通話をした際に、

その通話時間に応じて発生する料金のことです。

固定電話でも通話料金が発生するので、その存在を知っている方も多いでしょう。

その通話料金がスマートフォンからの通話でも発生します。

しかし、契約プランによって通話料金も千差万別です。

5分以内の通話であれば一律無料のプランであったり、

月に1ギガまでの通話は無料であったりなど、本当に様々です。

自分がどれくらいの電話が必要であるかを確認し、

それに見合ったプランで契約することが必要です。

また、LINEを使って通話すれば、どれだけ通話しても通話料金は発生しません。

これはLINE通話が電話回線を使っていないためです。

ご家族やご友人と長電話を頻繁にする方は、電話回線を使った通話ではなく、

LINEを使った電話を試してみてはいかがでしょうか。

とにかく固定費を下げたいなら格安SIM

スマートフォンの通信費は毎月固定の出費です。

そこで、とにかく通信費を下げたいなら、格安SIMの契約をおすすめします。

格安SIMとは、インターネット接続に必要なSIMカードを格安な値段で提供するサービスの総称です。

ワイモバイルや楽天モバイル、povoなどのブランドがあります。

格安SIMの契約料金や通信費は、

ドコモやau、ソフトバンクのキャリア契約と比べて格段に安く済みます。

さらに、通信速度が遅くなったりすることはほとんどなく、使い心地に全く不便はありません。

SIMカード以外にも、さまざまな部分でお得にスマートフォンを使うことができるプランが

用意されていますので、ぜひ確認してみてはいかがでしょうか?

執筆者の個人的な意見では、格安SIMのプランの中から、

データ容量やストレージ、通話料金などの個人の要望に見合ったプランを探すのが良いと思います。

ただし、しっかりと知識を身につけて、自分の判断で決定することが最も重要ということは

忘れないようにしてください。

セキュリティ対策をして自分の身を守ろう

スマートフォンにはさまざまな情報が入っています。

その中には、個人情報をはじめ、他人に知られてはいけない情報も多くあります。

その大切な情報を守るために、セキュリティ対策をすることが重要になります。

ここでのセキュリティ対策とは、

自分の他人に知られたくない個人情報などの情報を守るための対策と捉えてもらえれば結構です。

ウイルスとセキュリティ対策ソフトウェア

セキュリティ対策をするうえで脅威となるのはウイルスです。

ウイルスとは、スマートフォンなどのコンピュータを攻撃し、

個人情報が盗まれたり、正しい動作をできないようにさせたりするものです。

感染症のようにコンピュータからコンピュータへと広がっていくため、

ウイルスと呼ばれています。

セキュリティ対策のためには、

ウイルスに感染しないようにウイルスを妨害する対策ソフトウェアが必要です。

ソフトウェアとは、コンピュータに特定の動作をさせるために読み込ませるものです。

身近なものでは、

ファミリーコンピュータやニンテンドースイッチなどのゲーム機がスマートフォンで、

ゲームを遊ぶためのゲームソフトがソフトウェアです。

ゲーム機だけではゲームを遊ぶことはできないので、

スーパーマリオがやりたいならそのゲームソフトを読み込ませて遊ぶといったように、

自分が欲しいゲームのソフトウェアを読み込ませて遊びます。

しかし、ソフトウェアの理解は難しいので、

セキュリティ対策に必要なものがあるからそれをスマホに読み込んで、はたらいてもらう、

という認識でも問題はありません。

最近はウイルス対策ソフトが購入した時点で読み込まれているスマートフォンもあるので、

自分の購入したスマートフォンの詳細を確認してみるのが良いでしょう。

IDやパスワードの管理は入念に

スマートフォンを使ってサービスを利用するときには、

IDやパスワードが必要になることが多くあります。

IDとは個人の名前のようなもので、パスワードとは合言葉のようなもので、

自宅の鍵のようにして使います。

各種サービスでは、本人確認のために、IDとパスワードが一致することが必要です。

このIDとパスワードの情報が他人に知られてしまうと、

身に覚えのない料金の請求が来たり、個人情報が盗まれたりする危険があります。

IDは一般に公開されることもありますので、パスワードの管理は慎重に行ってください。

インターネット上など、誰もが閲覧できる場所に書き込むことはもちろん、

メモ用紙などに書き込んだりすることも正しい取り扱いとは言えないでしょう。

なるべく記憶し、誰かに知られることがないようにすることが重要です。

ただ、最近はIDとパスワードをスマートフォンが自動で記憶してくれることもあるため、

便利になりました。

もちろん、スマートフォンが記憶していても、自分でIDとパスワードを管理することは必要です。

また、複数のサービスで同じID、パスワードを使いまわすのも控えましょう。

もし同じパスワードを複数のサービスで使いまわしていたら、

ひとつのサービスのパスワードが他人に知られてしまった場合に

そこから芋づる式にほかのサービスの情報まで他人に知られてしまいます。

最後に

今回の記事では、スマホデビューするときに知っておきたい

契約プランとセキュリティ対策についてご紹介しました。

カタカナ言葉が多かったり、なじみのない概念があったりして、

高齢者の方には難しかったことも多いと思いますが、

ここでご紹介した内容は一度確認してみることを強くお勧めします。

また、自分で確認することが難しい場合は、ご家族を頼ったり、

弊社サービス『whicker まごとも』を利用してください。

『whicker まごとも』では、地域の大学生や専門学生がシニアのみなさんのご自宅や介護事業所に赴き、

日常のお手伝いをしたり、レクリエーションをしたりして楽しい時間を提供します。

スマホの扱いに長けた学生によるスマホ教室も大歓迎です!

基本的にマンツーマンで教えますので、取り残されて置いてきぼりになってしまうこともありません!

さらに、スマホ以外の日常のお手伝いも承っています。

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