私達、株式会社whickerは、京都橘大学と共同研究を開始しました。
研究テーマは、「世代間交流が若者にどのような影響を与えるか」
京都橘大学の深山准教授の研究に、whickerが提供しているサービス「まごとも」とマッチしていることからこの研究は始まりました。
すでに何度か世代間交流を実施しており、京都橘大学にもお邪魔させていただきました。
研究が進展次第、また適宜報告していきます。
下の写真は、実際の世代間交流の様子です。
世代間交流がもたらす影響を解明できるよう頑張ります。
まごとものビジョン
2025年、団塊世代が後期高齢者となり、医療・介護費負担が急増すると予測されています。しかし、日本の介護業界は深刻な人手不足や介護事業所の倒産増加といった危機に直面しており、介護職員の高齢化も大きな課題です。
介護に対するネガティブなイメージが人材不足の要因の一つであり、高齢者への支援の質にも影響を与えています。
こうした課題に対処するため、弊社は「介護」ではなく、若者と高齢者の世代間交流という新しいアプローチを提案しています。世代間交流によってお互いの理解を深め、介護のイメージをポジティブに変え、介護業界全体をサポートしていくことを目指しています。
弊社が運営する『まごとも』では、孫世代の若者がシニアを訪問し、外出やデジタルサポート、会話など、介護保険の範囲外となる幅広い活動を提供しています。若者にとっても、介護ではない世代間交流であるため始めやすく、また介護福祉士の監修を受けた研修によって、シニアの方々が心身ともに健やかに過ごせるようサポートしています。
特に『まごとも』が注目されているのは、ロボットによる効率化ではなく、高齢者自身の精神的・身体的な活性化を通じて、社会参加を促進するという点です。シニアの方々が若者との交流を通じて生きがいを見つけ、引きこもりから自主的に歩行トレーニングを始め、補助器なしで歩けるようになった事例もあります。
弊社は、この世代間交流の価値を学術的に証明するため、2024年度の夏から京都大学・京都橘大学と共同研究を開始しました。この研究では、世代間交流がシニアの心身の健康や社会参加に与える影響、さらに若者の成長への影響を探求しており、効果的なサービスの提供を目指しています。
これからも、若者と高齢者の世代間交流を促進し、高齢化社会の課題を解消するための活動を続けていきます。
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株式会社whicker(ウィッカー)
代表取締役:山本 智一
設立年月日:令和4年2月8日
各種SNS:https://lit.link/magotomo
本社所在地:〒606-8501
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