「あの人はいつまでも元気だな」「同じ年なのに、なぜこんなに違うんだろう」
そんな風に感じたことはありませんか?同じ年齢でも、元気で活動的な人とそうでない人の差は年々大きくなっていきます。実は、この差は偶然ではありません。元気な高齢者には共通する特徴があり、逆に元気を失ってしまう人にも典型的なパターンがあるのです。
さらに重要なのは、年代によって「元気でいるために必要なこと」が異なるということ。若い頃と同じ方法では、年齢を重ねた体と心には対応できません。
この記事では、年代別の具体的な元気維持の方法と成功例、失敗例をお伝えします。あなたの年代に合った方法で、いつまでも元気で充実した人生を送りましょう。
元気でなくなってしまう高齢者の共通パターンと予防策
よくある「元気を奪う」5つの落とし穴
1. 社会的孤立の罠:退職後の人間関係の変化
長年勤めた職場を離れると、毎日顔を合わせていた同僚との関係が希薄になります。「仕事の話しかしてこなかった」「プライベートでは特に親しくなかった」という関係は、退職と同時に自然消滅してしまうことが多いのです。
気がつくと「話し相手は配偶者だけ」「一日中誰とも話さない日がある」という状況に陥り、社会との接点を失ってしまいます。
2. 運動不足の悪循環:「疲れるから動かない」の負のスパイラル
「最近疲れやすくなった」「階段がきつい」と感じると、多くの人は活動量を減らそうとします。しかし、これが大きな間違い。動かないことで筋力が落ち、さらに疲れやすくなる悪循環に陥ってしまうのです。
特に「転倒が怖い」という理由で外出を控えるようになると、体力低下は加速度的に進みます。
3. 食事の手抜き:一人暮らしや配偶者を失った後の栄養偏り
「一人分作るのは面倒」「食べる楽しみがない」と感じて、食事が適当になってしまうケースです。コンビニ弁当や惣菜に頼りがちになり、栄養バランスが崩れます。
特に男性の場合、配偶者に食事を任せきりだった人は、一人になった途端に食生活が乱れやすくなります。
4. 目標喪失:「やることがない」状態の危険性
退職後や子育てが終わった後に、「毎日が日曜日」状態になってしまうパターンです。締切やスケジュールがない生活は一見楽に見えますが、実は心身の健康には悪影響を与えます。
「起きる時間が決まっていない」「特に予定がない」という状況が続くと、生活リズムが乱れ、気力も低下していきます。
やることがない高齢者の問題点と解決策を解説した記事はこちら;
【高齢者の「やることがない」は大丈夫!?】高齢者が何もやりたがらない理由とその問題点から、解決策までを解説
5. 健康への過度な不安:病気恐怖症が引き起こす活動制限
「何かあったらどうしよう」「この痛みは大丈夫だろうか」と健康に対して過度に不安になり、活動を制限してしまうケースです。医師から「問題ない」と言われても、不安が先立って外出や運動を避けるようになります。
テレビの健康番組やインターネットからの情報をうのみにしすぎて、軽微な症状でも重大な病気ではないかと勘違いしてしまうことも見られます。
失敗例から学ぶ早期発見のサイン
「最近、外出が面倒になった」は危険信号
以前は楽しみにしていた買い物や友人との約束が「面倒だな」と感じるようになったら要注意です。これは体力低下だけでなく、うつ状態の初期症状の可能性もあります。
特に「雨が降ったから」「寒いから」といった理由で外出をキャンセルすることが増えた場合は、早めの対策が必要です。
食事量の減少と体重変化のパターン
「お腹が空かない」「味がしない」「食べる量が減った」という変化は、単なる加齢現象だけではありません。社会的孤立や活動量低下のサインでもあります。
6ヶ月で体重が2-3kg以上減少した場合は、医師に相談するとともに、生活習慣の見直しを検討しましょう。
人との約束を避けるようになる心理変化
「疲れるから」「準備が大変だから」と理由をつけて、人との約束を避けるようになったら注意が必要です。これは自信喪失や社会性の低下を示すサインかもしれません。
【50代】元気な老後の土台作り期
50代で始めるべき3つの準備
人間関係の多様化:仕事以外のコミュニティ参加
50代は「老後の人間関係」を築く最後のチャンスです。仕事関係以外のつながりを意識的に作りましょう。
地域のサークル活動、ボランティア、習い事など、共通の興味でつながれる関係を築くことが重要です。「今さら新しい友達なんて」と思わず、積極的にコミュニティに参加してみてください。
同世代だけでなく、幅広い年代の人との交流があると、退職後も多様な刺激を受け続けることができます。
体力貯金の積み立て:筋力低下を防ぐ運動習慣
50代から始める運動は「貯金」だと考えてください。今から筋力を維持・向上させておけば、70代、80代になっても自立した生活を送れる可能性が高まります。
特に重要なのは下半身の筋力です。ウォーキング、階段昇降、スクワットなど、日常生活に取り入れやすい運動から始めましょう。
週3回、30分程度の運動習慣があれば十分です。無理をせず、継続することを最優先にしてください。
趣味や生きがいの発見:退職後の楽しみ作り
仕事一筋だった人ほど、退職後の「やることがない」問題に直面します。50代のうちに、仕事以外の楽しみや生きがいを見つけておくことが重要です。
これまで時間がなくてできなかったこと、昔好きだったことを思い出してみてください。完璧を求めず、「楽しい」「面白い」と感じることから始めてみましょう。
高齢者の趣味について解説した記事はこちら;
【高齢者の趣味、徹底解説】老後の時間を活用し、新しい生きがいや趣味を見つけるには?ランキングTOP9も紹介!
50代でやってはいけないNG行動
仕事一筋で他の関係を疎かにする
「定年まであと少し」という時期だからこそ、仕事以外の関係を大切にしてください。昔の友人との関係を復活させたり、地域活動に参加したりする時間を意識的に作りましょう。
健康診断の結果を軽視する
50代は生活習慣病が本格化する年代です。「まだ症状がないから大丈夫」と油断せず、数値の変化に注意を払い、必要に応じて生活習慣の改善を始めてください。
「まだ若いから大丈夫」という過信 50代はまだ体力もあり、無理が利く年代です。しかし、ここで無理を重ねると60代以降にそのツケが回ってきます。適度な休息と体調管理を心がけましょう。
成功事例:地域ボランティアで活躍する田中さん(57歳)
田中さんは会社員時代から、月に1回の地域清掃活動に参加していました。「最初は面倒だったけれど、近所の人と顔見知りになれて良かった」と振り返ります。
現在は活動のリーダー的存在となり、20代の若い参加者から80代のベテランまで、幅広い年代の人との交流を楽しんでいます。「退職後も居場所があるのは心強い。みんなに『田中さん』って呼ばれるのが嬉しいんです」
田中さんの成功の秘訣は、早めに「会社以外の居場所」を作ったことです。退職してから新しい関係を築くのではなく、働いているうちに基盤を作っておいたことで、スムーズに地域での活動を続けられています。
【60代】活動的なセカンドライフ実現期
60代の元気維持3つのポイント
退職後の新しい役割・アイデンティティの確立
「○○会社の係長」から「地域の田中さん」へ。肩書きが変わる60代は、新しいアイデンティティを築く大切な時期です。
「誰かに必要とされている」「役に立っている」という実感を得られる活動を見つけましょう。それは有償の仕事でも、ボランティア活動でも、家族のサポートでも構いません。
重要なのは「自分の存在価値」を感じられることです。
配偶者との関係性の再構築
退職後は配偶者との時間が大幅に増えます。これまでとは違ったコミュニケーションが必要になるため、関係性を見直すことが大切です。
お互いの時間を尊重し、一緒に楽しめる活動を見つける一方で、それぞれの興味や友人関係も大切にしましょう。「一心同体」ではなく、「お互いを尊重するパートナー」としての関係を築くことが理想的です。
軽い持病との上手な付き合い方
60代になると、高血圧、糖尿病、関節痛など、何らかの健康上の問題を抱える人が増えます。大切なのは「完璧な健康」を目指すのではなく、「持病と上手に付き合いながら活動的に過ごす」ことです。
医師の指導を守りながら、できることに焦点を当てて生活を組み立てましょう。
60代でよくある失敗パターン
急激な生活リズムの変化による体調不良
毎日決まった時間に出勤していた生活から、突然「自由な時間」になると、生活リズムが乱れがちです。起床時間が遅くなり、食事の時間も不規則になり、結果として体調を崩してしまうケースが多く見られます。
「何もやることがない」燃え尽き症候群
仕事に生きがいを感じていた人ほど、退職後に「空虚感」に襲われます。「毎日が日曜日」の状態に戸惑い、うつ状態になってしまうこともあります。
健康不安による過度な医療依存
時間に余裕ができると、健康への関心が高まり過ぎて、軽微な症状でも「何かの病気では」と不安になってしまう人がいます。病院巡りが日課になり、かえってストレスを増やしてしまうパターンです。
成功事例:趣味で第二の人生を謳歌する佐藤さん(64歳)
佐藤さんは定年退職を機に、以前から興味があった陶芸を始めました。「最初は土を触るのも怖かったけれど、先生や仲間が優しく教えてくれて、今では週3回通っています」
陶芸教室で知り合った仲間とは年齢も職業もバラバラですが、作品について語り合ったり、一緒に展示会を見に行ったりと、新しい友人関係が広がりました。
「会社の人間関係とは全く違う。みんな趣味でつながっているから、気楽で楽しいんです。年2回の作品展示会に向けて作品を作るのが今の目標」と充実した表情で話します。
佐藤さんの成功の秘訣は、「完璧を求めず楽しむこと」と「仲間との交流を大切にすること」です。
【70代】健康維持と楽しみのバランス期
70代の賢い生活戦略
体力の変化を受け入れながらも活動を継続する方法
70代は体力の個人差が大きくなる年代です。「昔はできたのに」と落ち込むのではなく、「今できること」に焦点を当てましょう。
歩く距離は短くなっても散歩は続ける、重いものは持てなくても軽い家事は続けるなど、活動のレベルを調整しながら継続することが大切です。
多世代交流で脳の活性化を図る重要性
同世代とのつながりも大切ですが、70代だからこそ若い世代との交流も積極的に楽しみましょう。孫世代、親世代との会話は、脳に新鮮な刺激を与えてくれます。
地域の子育てサポートや学校でのボランティア活動など、自然に多世代と関われる場に参加してみてください。
無理をしない範囲での社会貢献活動
70代は人生経験が豊富で、社会に貢献できることがたくさんあります。しかし、若い頃のように無理をする必要はありません。
月1回、週1回など、自分のペースで続けられる範囲で社会とつながりを持ちましょう。
70代で注意すべき落とし穴
体力低下を理由にした活動の急激な制限
「疲れやすくなった」「足腰が弱くなった」という理由で、急に外出や活動をやめてしまうのは危険です。活動レベルを下げても、完全にやめてしまわないことが重要です。
同世代の友人との関係だけに依存する危険性
70代になると、同世代の友人に健康上の問題が出てきたり、亡くなったりすることが増えます。同世代の関係だけに依存していると、孤立のリスクが高まります。
年代の異なる人とも積極的に交流することが心の元気と幸福感につながります。
新しいことへの挑戦を諦める思考パターン
「今さら新しいことなんて」「覚えられない」と決めつけて、チャレンジすることを諦めてしまうのはもったいないことです。70代からでも新しく始められることはたくさんあります。
成功事例:図書館ボランティアで活躍する鈴木さん(73歳)
鈴木さんは70歳から地域の図書館で、子どもたちへの読み聞かせボランティアを始めました。「最初は緊張したけれど、子どもたちの笑顔を見ると嬉しくて」と話します。
週2回、30分程度の読み聞かせですが、そのために本を選んだり、読み方を練習したりする時間が生活のメリハリになっています。
「子どもたちから『おじいちゃん、また来てね』って言われると、元気をもらえます。準備も含めて楽しいんです。何より、誰かの役に立っているという実感がありがたい」
鈴木さんの活動は週2回と無理のない範囲ですが、それでも確実に生活の軸となり、生きがいを感じられる時間になっています。
【80代以上】知恵と経験を活かした充実期
80代からでも遅くない元気の秘訣
身体機能の変化に合わせた活動の工夫
80代になると、視力、聴力、運動能力の変化が顕著になります。しかし、これらの変化に合わせて活動方法を工夫すれば、まだまだできることはたくさんあります。
文字が見えにくくなったら拡大鏡を使う、歩行が不安定になったら杖を使う、長時間は難しくても短時間なら集中できるなど、道具や方法を工夫して活動を継続しましょう。
人生経験を若い世代に伝える喜び
80代には、戦後復興、高度経済成長、社会の大きな変化を体験してきた貴重な記憶があります。これらの経験を若い世代に伝えることは、大きな社会貢献になります。
孫への昔話から始まって、地域の学校での講話、体験談の執筆など、自分なりの方法で経験を伝えてみてください。
家族や地域での新しい役割の発見
80代だからこそできる役割があります。家族の相談相手、地域の知恵袋、若い人の見守り役など、年齢を重ねたからこそ任せられる役割を積極的に引き受けましょう。
80代で避けたい消極的パターン
「もう年だから」という諦めの心理
「80歳を過ぎたらもう何もできない」と決めつけてしまうのは早すぎます。体力や能力は確かに変化しますが、まだまだできることはたくさんあります。
外出機会の極端な減少
「転倒が怖い」「疲れる」という理由で外出を極端に控えるのは、かえって体力低下を招きます。体の中で不自由な部分があったとしても、なるべく外出する機会を作りましょう。
訪問介護などのサービスを利用することで、一人では怖くても外出をサポートしてもらえます。
家族への過度な依存
何でも家族に頼んでしまうと、自分でできることまでできなくなってしまいます。安全に配慮しながらも、できることは自分で続けるという姿勢を保ちましょう。
成功事例:地域の語り部として活動する山田さん(82歳)
山田さんは月に1回、地域の小学校で戦争体験について話をしています。「最初は思い出したくないこともあったけれど、平和の大切さを伝えることが自分の使命だと思うようになりました」
講話の準備のために当時の資料を整理したり、わかりやすく話すための構成を考えたりする時間が、良い頭の体操になっています。
「子どもたちが真剣に聞いてくれると、自分の経験が誰かの役に立っているんだと実感できます。準備は大変だけど、それも含めて生きがいになっています」
山田さんの活動は月1回と頻度は多くありませんが、準備を含めた一連の活動が生活に張りを与え、社会とのつながりを維持する大切な役割を果たしています。
年代を超えて共通する元気な高齢者の5つの習慣
毎日続けている小さな習慣
規則正しい生活リズムの維持
元気な高齢者に共通するのは、年齢を重ねても規則正しい生活リズムを保っていることです。
毎日同じ時間に起床し、食事を取り、就寝する。この基本的なリズムが、心身の健康を支えています。
退職後や環境が変わっても、意識的に生活リズムを作ることが重要です。
人との関わりを絶やさない工夫
どんなに高齢になっても、人とのつながりを大切にしています。家族、友人、近所の人、趣味仲間など、多様な関係を維持し、定期的にコミュニケーションを取っています。
今までの関係を大切にしながら、新しい人とのつながりを積極的に模索していきましょう。
一人の時間も大切にしながら、孤立しないような工夫を続けているのが特徴です。
適度な運動と栄養バランス
激しい運動ではなく、散歩、体操、家事など、日常的に体を動かす習慣を持っています。
毎週この曜日は一時間の散歩を行う、などの運動習慣を大切にしましょう。
また、「好きなものだけ食べる」のではなく、栄養バランスを意識した食事を心がけています。
完璧を求めるのではなく、「だいたい良い」程度を継続することが大切です。
心の持ち方の共通点
年齢を言い訳にしない前向きな姿勢
「もう歳だから」「今さら」といった言葉を使わず、年齢に関係なく興味のあることには挑戦する姿勢を保っています。完璧を求めるのではなく、「楽しむ」ことを大切にしています。
少しでも興味が湧いたものごとには積極的に参加したりかかわったりする心の持ち方が大事です。
新しいことへの好奇心を保つ方法
テレビや新聞で知った新しい情報に興味を示したり、孫から教えてもらったことを実際に試してみたりと、好奇心を失わないよう意識しています。
「知らないことは恥ずかしいことではない」「教えてもらうのは楽しいこと」という謙虚な姿勢も共通しています。
感謝の気持ちを表現する習慣
家族や友人、地域の人々への感謝の気持ちを、言葉や行動で表現することを大切にしています。「ありがとう」「助かります」といった言葉を自然に使い、相手を思いやる気持ちを忘れません。
家族や周囲との関係性
適度な距離感を保つコミュニケーション
家族との関係では、甘えすぎず、遠慮しすぎず、適度な距離感を保っています。自分のことはできる限り自分でやりながら、必要な時にはきちんと助けを求める。このバランスが良好な関係を維持する秘訣です。
世代間交流を楽しむ姿勢
孫世代、子世代、同世代、それぞれとの交流を楽しんでいます。世代が違うからこそ学べることがあると理解し、積極的に若い人の話に耳を傾ける姿勢を持っています。
子供や孫と離れて暮らしている方にとっては、なかなか機会がなく難しいと思いますが、地域の集まりなどに参加することで機会が得られます。
また、この記事の最後に紹介するサービス、「まごとも」もおすすめです。
自立性と依存のバランス
完全に自立することにこだわらず、かといって依存しすぎることもなく、絶妙なバランスを保っています。「できることは自分で、できないことは助けてもらう」という柔軟な考え方を持っています。
まとめ:あなたの年代から始める元気な高齢者への道筋
元気な高齢者になるための道筋は、年代によって異なります。
50代なら人間関係の多様化と体力の貯金、60代なら新しいアイデンティティの確立、70代なら活動レベルの調整、80代なら経験を活かした役割の発見が重要です。
しかし、どの年代にも共通するのは、物事を前向きにとらえることの大切さです。
社会的孤立、運動不足、目標喪失といった「元気を奪う落とし穴」は、自信を悲観して前に進むことをやめてしまうというのが共通の原因になります。
大切なのは、完璧を求めることではありません。
年齢に応じて活動レベルを調整しながらも、人とのつながりを保ち、適度な運動と栄養バランスを心がけ、新しいことへの好奇心を失わないこと。
これらの小さな積み重ねが、元気で充実した高齢期を作り上げていきます。
あなたの年代から、今日できることを一つ始めてみませんか?元気な高齢者への道は、今この瞬間から始まっています。
若者との交流で心と体、両方の元気を~まごともの紹介~
今回の記事では、元気な高齢者の秘訣と年代ごとに陥ってはいけない注意点を解説してきました。
どの年代でも大切なのは、人とのかかわりと適度な運動です。
人と関わることによって心の健康、適度運動によって体の健康を維持することが大切になってきます。
しかしながら、なかなか自ら行動を起こす気になれなかったり、ご家族に高齢者がいる方はどうすれば前向きな気持ちにしてあげられるかわからないと思います。
そういった方におすすめな、「まごとも」のサービスについて紹介します。
『まごとも』とは、介護福祉士監修の研修を受けた若者が大学生が高齢者の自宅に訪問することで、一人暮らしの高齢者の様子を定期的に見守りつつ 日常への刺激や人とコミュニケーションする機会を提供してくれる京大発ベンチャーが開発したサービスです。
孫世代の大学生と交流し、お話したり、散歩をしたり、買い物に行ったり…。
やることがない高齢者の方にいつもとは少し違う、楽しい時間を提供します。
『まごとも』では、若者との交流を通して、高齢者に精神面での活力を受け取っていただき、生きる喜びや目的を見出し、積極的に行動を起こせるようになると考えます。
「まごとも」を利用されたシニアの方の中には、車椅子状態で引きこもっていた状態から自主的に歩行トレーニングを始めて、補助器なしで歩けるようになった方もいらっしゃいます。
ご家族からは、「親の日常にハリが出た」「親がポジティブになった」など、嬉しい声を数多く頂戴しています。シニアの皆さまからは、「元気がもらえた」「楽しかった。ありがとう」など心から楽しかったと思える時間を提供しています。
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